テーピングの注意点②

今回は、前回に引き続きテーピングをする際の注意点についてお話をしていきます。
守っておきたいポイントをしっかりと理解していきましょう!

前回の記事はこちら↓↓

6.正しい姿勢で巻く

テーピングをする時は、巻く人も巻かれる人も正しい姿勢をとることが大切です。姿勢が乱れるとテープが巻きにくくなり、テープ自体の効果も減少してしまいます。巻かれる人は、テープを巻き終わるまで、最初に指示された姿勢を一定に保つようにしましょう。

7.必要な用具を揃える

テーピングをする部位の大きさや方法、症状、競技の特徴に合わせて、テープの幅や種類を選択する必要があります。そのため、なるべく多くテープ種類やサイズ、スプレー等を揃えておきましょう。

8.しわ・たるみ・隙間をつくらない

しわ、たるみ、隙間があると皮膚の裂創(キズ)や水泡(水ぶくれ)の原因となります。また、筋や腱に部分的な強い圧迫が加わり、ケガの原因となる場合もあります。

9.効果を確認する

テーピングが終わったら、そのテープが意図する動きの制限が十分かどうか、部分的な圧迫がしっかりと加わっているかなど、意図した通りの効果を発揮しているかを確認しましょう。効果が十分でない場合は、補強テープを加えるか、テーピングをし直しましょう。

10.違和感があったら外す

巻かれた人は、違和感をおぼえたらすぐにテーピングを外しましょう。違和感がある状態で無理をして使い続けると、テープによる引きつけや、循環障害が生じる場合があります。巻いた人も巻き終わった後、違和感がないか、しっかりと確認をしましょう。

ここまでテーピングの注意点についてお話をしてきました。
テーピングは簡単そうに見えて、注意しなければならないポイントがたくさんあるということにお気づきいただけたでしょうか?
注意点をしっかりと理解して、正しく安全に効果を最大限発揮できるようにテ―ピングを使っていきましょう!!

テーピングの方法については、こちらのinstagramで配信しているので、是非チェックしてみてください!→https://www.instagram.com/lacrosse.taping.channel/

▶︎▶︎この記事を書いた人
【名前】中村郁美 Instagram Twitter
【現在の職業】柔道整復師(接骨院の先生)
【所属チーム】sibylla
【所有資格】
・柔道整復師
・KTテープ公認・マスター認定
・中学校高等学校第一種教諭免許状(保健体育)
【経歴】
2013〜2017 日本体育大学にて学生トレーナー
2017〜 sibylla
2017〜 チアダンス、サッカーなど他競技のトレーナー

関連記事

  1. 【膝内側側副靭帯損傷の予防に!】膝内側IXサポート

  2. 【もも裏の肉離れ予防に!】ハムストリングスサポート

  3. 【膝前十字靱帯の損傷予防に!】膝V字サポート

  4. 【膝のケガ予防に!】膝スパイラル

  5. 【肘の外側の痛み予防に!】前腕後面サポート

  6. テーピングとは?

  7. テーピングの目的は?

  8. テーピングの注意点①

  9. 【肘の内側の痛み予防に!】前腕前面サポート